プロフィール

 家は、祖父、父と2代続く司法書士。おぼろげながら自分も司法書士になって稼業を継ぎ、社会貢献したいと持っていた小学校時代。数学が好きで、順風満帆で楽しく過ごした中学、高校時代。大学時代、友人が目指した「公認会計士」を一緒に勉強し始めるが、あっという間に本棚の肥しに。結局、大学卒業も就職活動もできない状況。そんな中で、「やはり士業に就いて、社会に貢献したい!」、との気持ちを思い出し、古いテキスト引っ張り出して、孤独に勉強して、公認会計士試験に合格し、ようやく無事就職。

 17年間在籍した大手監査法人では、金融機関を中心に、小売、飲食、製造業、建設業等の幅広い業種の会計監査を担当。銀行・信用金庫といった金融機関では融資した資金が返済されるか否かが会計監査の最大のポイントで、のべ1000社以上の決算書をレビューし、金融機関側からの融資の考え方や目線、現在の中小企業の実態や融資可否判断の基準について理解を深めました。金融機関では「デリバティブ取引」もあるので、好きだった数学を活かして、「デリバティブ」の時価(金融工学)の監査も担当し、周囲から賞賛されました。また、株式上場を目指す企業の公開支援等も行い、会計上の会社の経営管理体制の確立や内部統制の構築を支援、実際に担当していた会社が株式上場を果たしたというケースもあり「会社の成長」を肌で感じました。

 2021年公認会計士・税理士事務所を開業しましたが、今後も多くの個人様、企業様とつながりを持ちたいと思っています。これまで培ってきた公認会計士としての知見を活かした業務は当然継続していきたいと思っています。今後は、もう一つの柱として、税理士としての税務業務も積極的に広げていきたいと思っています。税理士という仕事は個人や会社の決算書(月次決算)をタイムリーに閲覧することができますので、会社の状況を早いタイミングで客観的に把握することが可能です。そこで得られた情報と、公認会計士としての金融機関監査で得た経営分析や会社の経営管理体制の構築に寄与した経験をマッチさせ、どんな環境下でも経営者の参謀として信頼できるパートナーを目指していきたいと思います。

保有している資格

  • 公認会計士   
  • 税理士 (税理士業務につきましてはパートナーを務める税理士法人にて対応します)    
  • 宅地建物取引士 (試験合格)   

宅地建物取引士は監査法人時代に不動産賃貸の仲介事業を営んでいる会社があり、監査に役立てばとの思いで、勉強して資格を取得しました。